くだらないモノを量産中です

犯土(つち)入(い)らば 浜へ行くぞや 雨の中
煙る浜模様 此れも亦善き


降る雨に 傘さしてまで 歩き行く
眺む村人 呆れる中を


腹減れば おにぎり食うや 岩の陰
水平線を 近くに眺め

眼の高さが水面から
1,5mだと水平線までの距離は2,6海里(5㎞弱)程度です。
水平線は意外と近い所に在るのです。
目の高さを低くすると水平線までの距離は50cm以下にもなり
手を伸ばした指先に…と、いう事にもなります。
海里(かいり)=マイル
地上1マイル=1,609㎞
海上1マイル=1,852㎞です




2017.04.26 / Top↑
犯土(つち)なれば
浜に戯れ

犯土明ければ
山に戯れんぞ

暦に従い
遊ぶは楽しや



2017.04.25 / Top↑
今に成り 花冷え来る 四月末


葉桜が 凍えて惨や この夜は


花冷えよ 四月は去るに 何故来たぞ


2017.04.24 / Top↑
人故に
賢者と成れず

人故に
愚劣の衣纏い

なまじ
人故に
死の恐怖連れ
浮生を彷徨う

嗚呼
哀しき性(さが)よ


2017.04.23 / Top↑
花奪い 逢瀬を奪い 夢奪い
貴重な老いの 時まで奪い


雨間(あまあい)に 浜を巡りて 未知探し
降れば岩陰 雨宿りかな


土砂降りや 木立に頼る 雨宿り
背中の幹に 一筋の川




2017.04.22 / Top↑
足摺の 浜を歩けば 4~5日は
足ら危篤で 動きの執れず


病む床じゃ 黒碆(ばえ)越えて 白碆へ
獺(かわうそ)探す 夢の楽しや


足摺の 浜行聞きに 客の在り
成果と言うは 筋肉痛のみ



2017.04.21 / Top↑
この雨に キクイタダキは 桑の枝


百穀に 命芽生えて 雨称え


浮き草の 芽生えて知るや 温む水



2017.04.20 / Top↑
磯に咲く 花らの数多 賑わうも
老いぼれ我は ナデシコに酔い


鮮やかに 崖上染めて 浜カンゾウ
沖行く船を 誘うは罪ぞ


老眼が イワダイゲキに 目を覚まし
その妖麗ゆえ しばし囚われ

50本以上の株立ちには、見慣れて居ても足が止まります。
妖麗(ようれい)→あやしいまでになまめかしく美しいこと。





2017.04.19 / Top↑
老いぼれが 集いて練るや 明日の浜
己の足の 衰え忘れ


目ぇだけは 遠くを捉え 気は急くも
萎えしこの脚 遅々と進まず


去年(こぞ)までは 通えた崖も 立ち止まり
しばし眺めて 踵を返し



2017.04.18 / Top↑
愚に開けて
愚に暮れし
長き歳月よ
賢を知らず
今に至りて
逝く身かな


2017.04.17 / Top↑
葉桜や 夏の香りの 其処かしこ


目に優し 若葉の香る 安らぎよ


牡鹿らが 心身軽き 季節かな

牡鹿たちは角を落として身軽に成り、猟銃に狙われる事も無い季節です。



2017.04.16 / Top↑
歳経れば 恥や外聞 蹴り飛ばし
我が道行くぞ 文句の在りや


世の中の 基準無視して 老い人は
開き直りに オラが春とか 



2017.04.15 / Top↑
その蕾 日々に膨れて アリドオシ

寛平も 昔ゃ鹿角 拾いしか

私の角拾いの荒れ田は「間寛平」の生家の近所で、友人の家も直ぐ近くに在ります。


鶯の 朝を告げ鳴く 風情かな

も~起きろ…とか、聞こえます(^^♪


小綬鶏に 呼ばれて忙し 里の朝



2017.04.14 / Top↑
一両は 春が来たぞと 蕾付け


その蕾 棘の怖くば 触れもせず


その棘に 守られ咲くや 無垢の花



2017.04.13 / Top↑
雨風が 休めば染める 黄砂かな


花冷えや 盃重ね 暖を取り


恥じらいの 春を隠すや この雨は


2017.04.12 / Top↑
風よ風 夜を丸ごと 奪い吹き
我が安らぎは 何処で寝るやら


窓を打つ 雨の怒りは 何事ぞ
老いたる我が 何ぞしたのか


雲までも いざ合戦と 走り居る
吾も駆けたしに 足の謀反ぞ



2017.04.11 / Top↑
菜種梅雨(つゆ)の夜は 鶯小綬鶏 声の無く
水田に騒ぐ 蛙だけかな


八千草の 花を愛でんも 老眼の
霞む視界に 老いを又知り


林道を 染めて椿の 落ち積めば
覚悟のほどが 静かに騒ぎ



2017.04.10 / Top↑
雨よ雨 恨めしきかな 山模様
傘を差し行きゃ 奇人と言われ


この歳じゃ 奇人変人 勲章よ
痛くも無けりゃ 痒くも無きぞ


老いぼれりゃ 恥じらい捨てて 名を捨てて
勇んで行くや 我がこの道



2017.04.09 / Top↑
老い仲間 薬の多さ 自慢せり
薬要らざる 我は隠れて


病院よ 行けば名前を 付けられて
シャブ中の如 囚われ候


徘徊の 我にゃ似合わぬ 檻暮し
海山恋えば 避けて通るか



2017.04.08 / Top↑
窓遠く 咲ける花らを 隠し居る
菜種の梅雨に 想いの凍え


足元に 濡れて哀しや その骸
如何な想いに 散りし椿よ


山桜 隠して煙る 菜種梅雨
今日は野鳥(とり)らも その声無くし



2017.04.07 / Top↑
我が愛は ヒト属離る 場所に在り
血さえ通わぬ モノ等も愛し


物言わぬ 小石草木よ 苔までも
愛でて楽しき 生き方も在り


人無くば 憂いも無きと 野に住めば
愛し星々 窓辺に抱いて



2017.04.06 / Top↑
春陽に 誘われ眺む 桐の花


春陽や 田鼠も化けて 鶉かな


春陽を 祝いて天に 虹笑う


2017.04.05 / Top↑
人恋て 逃匿恋て 無人恋
浜を焦がれて 奥山焦がれ


恋しきは 他人が見向きも せぬ物ら
独りにんまり 集めて酔うや


現世(こちら)では まだまだ恋し もの数多
お迎えさんよ 千年待てや



2017.04.04 / Top↑
如何様に 朽ち果てるとて 詮無きよ
自由に生きた 代償胸に


人として 勤め果たして そのやがて
自由に生きて 静かに去りて


倫々(みちみち)を 数多に歩き 年老いて
逝ける旅路も 数多に岐れ



2017.04.03 / Top↑
老いぼれりゃ 刻持て余す らしいけど
我にゃ足らぬぞ 二十四時間じゃ


今朝もまた あれこれ予定 組み合わせ
如何に無駄なく 遊ぶを思い


浜行くに 道中長きを 憂えれば
瞬間移動 焦がれし我は


願わくば 宇宙人らと 友になり
あの乗り物を 借りたきものよ


あれが有りゃ 地球や宇宙(そら)を 股に駆け
果てから果てへ 徘徊できる


やがてには 酒の川在る 星見つけ
小さな庵を 建てて住むかな


手を伸ばし どんぶりで酌む 酒の川
終日酌めば しとどに酔って


酔いたれば 徘徊癖が 騒ぎ出て
無法承知の 飲酒運転よ


地球では 悪事千里を 走るとか
宇宙じゃ光年 瞬時のワープ


酔い醒めて 酒の星どこ 迷い爺
泣く泣く帰る 忙しき地球




2017.04.02 / Top↑
人生を 開き直れば 敵の無く
病寿命も 蚊帳の外かな


逝く先は 昼寝三昧 メシ要らず
痛い痒いに 愛恋も無き


生きて在りゃ 百年ほどの 時間だけ
逝けば無限の 戯(ざ)れ遊びとか



2017.04.01 / Top↑
老いるとも 足腰鍛う 浜山に
青山候補 背負って歩き


恋うるのは 我を酔わせる この酒(みず)と
夢の彼方の 虚無の世界か


独り夜は 紫煙の渦と 盃と
夜鳴き鳥らに 更けて行くかな



2017.03.31 / Top↑
メシ食うも 歯医者嫌いに 牙の無く
お粥三昧 それでも生きれ


歯無くも 友はステーキ 食い千切る
その武勇伝 我も真似たや


歯無くて みんな赤子に 還れども
捻くれ子には 母乳も無きと



2017.03.30 / Top↑
歌忘る 鶯哀れ 声哀れ


小綬鶏の お初に呼ばれ 山野行


桑枝に キクイタダキの 声細く


2017.03.29 / Top↑

世に在りては不如意に沈み
人と在りては異端者と成り
野に在りては雪月花と戯れ
神を祭れども産土神知らず


色恋を想わば朴念仁の我が
ただ徒に喚く独壇場の果に
遍く人らにも恋音痴を晒し
恥ずかし心に閑古鳥は啼く

このご時世に好々爺の無く
この浮世には桃源郷も無く
失意の中にて不死鳥願うも
生に飽きたら御破算と去り
去り逝きては形而上に遊ぼ




2017.03.28 / Top↑
人は只 その心にぞ 従いて
地獄天国 彷徨うだけか


2017.03.27 / Top↑
人界に 咲ける花らの 数在れど
心得諭す 椿の恋し


誰一人 足を留める 事も無き
茂りし森の 藪椿かな


潔く 地に落ちたるは 藪椿
老骨去るに 真似たき花よ


2017.03.26 / Top↑
しじま夜は 星の囁き 耳に置き
遠き漁火 酒と飲み干し


老いぼれて 恋しきものは 盃と
落書き記す キーボードかな


花冷えに 花弁浮かぶ 花見酒
花の意気地と 花道逝くか


2017.03.25 / Top↑
花冷えに 抗い咲ける 桜在り
その心をぞ 酒と愛でんや


日溜りに 躑躅の優し 紅染めて
孫の晴れ着を 浮かべ眺むや


集う人 無きに咲くかや 山桜
老いぼれ一人 風情に酔わせ



2017.03.24 / Top↑
奥山に 老いぼれ独り 暮らすなら
昼のシシ等も 夜にはメシよ


老いぼれや 身は闌れるも 夢想(ゆめ)だけは
海山駆けて 宇宙(そら)まで翔けて


老いの身は 化かされるより 化かす側
迂闊に寄るな 魑魅魍魎よ



2017.03.23 / Top↑
若き日にゃ 花に酔いたる 老いぼれも
今は色無き この水に酔い


嘆くなら 嘆くが善きぞ 嘆き世は
生きるを嘆き 死するを嘆き


人の花 四十路に散らば 善きものを
遅花咲かしゃ 仇花惨き



2017.03.22 / Top↑
終活や 想いの千々に 巡れども
今際の時は 独り逝きたや


老骨に 鞭をぞ打ちて 存えて
如何な世界を 眺めたきやら


老眼にゃ 此の世の真 歪み見え
溜息ばかり 漏れる口かな



2017.03.21 / Top↑
陰陽も 日夜も分かつ 春分に
我は寛ぎ 海山眺む


春分や 陰鳥燕 陰憎み
陽気慕いて この地に来るや


初雷を 聞かんと耳を 澄まし居りゃ
軒に燕の 挨拶在りや



2017.03.20 / Top↑
若き目で 見えざる世界 探し行きゃ
悍まし闇が 其処かしこにぞ


老いも亦 楽しきものよ 吾の目には
世の不都合が 静かに映り


金星が 幾つも見える この乱視
得した気分に 盃重ね



2017.03.19 / Top↑
友の足 奪いて憎や 老いの道
我も後追う 約束の道


日々老いる 身に鞭打ちて 逆らわん
生者必滅 心得在るも


残りしは 僅かと成りし 友々の
名乗り争い 其れも在りやと



2017.03.18 / Top↑
渓流に コケを探して 上り行きゃ
緑世界に カワセミ青く


沢岸を 右に左に 鶯の
鳴き声渡る 至福に酔うや


沢行に 水筒要らぬ 身の軽さ
おにぎりだけで 終日歩き


沢行や 狭き視界も 苦にならず
コケや小鳥に 耳目癒され 



2017.03.17 / Top↑
唯々諾々(いいだくだく)我に無く
唯我独尊(ゆいがどくそん)之も無く
風紀紊乱(ふうきびんらん)我関せず
寂滅為楽(じゃくめついらく)縁の無く
秋風寂寞(しゅうふうせきばく)と我は老い
吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)に酔い痴れて
神韻縹渺(しんいんひょうびょう)知らず逝く


2017.03.16 / Top↑
杣人の 伐採音に 足止めて
躊躇う我を 小綬鶏は呼び


この沢も 今じゃ明るく 苔絶えて
地山の姿 眺むるだけや


深山の 身包み剥いで 杣人は
山肌(はだ)に陽射しの 温もり教え



2017.03.15 / Top↑
若き日の ままに描かん 想い旅
五臓六腑は 無下に闌るも


見てくれは 将に老いたる 身ぃなれど
描く世界は 若人凌ぎ


歳経(ふ)れど 未知なる世界 想い居り
海の底から 宇宙(そら)の遠くも



2017.03.14 / Top↑
戯れに この星一つ 蹴っ飛ばしゃ
傍に来るなと 宇宙中怒る


穢されて 傷付けられて 星一つ
目指せる先は 宇宙の墓場


揺り籠と 言われた星も 今はただ
棘毒溢る 棺桶と成り



2017.03.13 / Top↑
世々移り 人の価値観 亦移り
我ら老いぼれ 如何に生きんや


移ろいの 川に流れて 幾星霜
行く先知らず 去り方知らず


移ろいは 吾の情熱を 剥ぎ取りて
この身一つが 最後の砦
]


2017.03.12 / Top↑
眺む世は 人の欲々 他に無く
獣らだけが 純粋に生き


国盗るや 命を殺(と)るや 我(が)を執るや
理想を撮りて 虚無に捕られて


渡る身を 褒めて哀しや 美辞麗句
言の葉軽(かろ)し 世の常なれど



2017.03.11 / Top↑
この星空(そら)に 潰えぬ夢を 育めば
身軽の日待ち 物見遊山へ


この星空(そら)に 果てなど無きと 想う故
やがての世には たんまり遊ぼ


人生や 為すも為さぬも 痴れたもの
短き生涯(とき)を 棄て戯(ざ)れんぞよ



2017.03.10 / Top↑
老いぼれて 野生に返る 我が心
この文明に 疑義を抱きつ


ぬるま湯に 浸かるを拒む 老いの日々
尽きる瞬間(とき)まで 自由で在れと


眷属に 拘り持たぬ 自由人(じゆうびと)
絶後は塵よ 風頼みかな


2017.03.09 / Top↑
狩人も ここには来れぬ 磯浜に
シシの親子ら 寛ぎ遊び


大潮にゃ 老いぼれ集う 足摺の
浜の恵みは 煙りに香り 


浜行けば 其処かしこにぞ 屯する
老いぼれ集団 塩花笑い

塩花に荒れた海を想うのは普通でしょうが
「笑う」に因って小さな波しぶきをも表現
したつもりです。



2017.03.08 / Top↑