くだらないモノを量産中です

老いぼれて 野生に返る 我が心
この文明に 疑義を抱きつ


ぬるま湯に 浸かるを拒む 老いの日々
尽きる瞬間(とき)まで 自由で在れと


眷属に 拘り持たぬ 自由人(じゆうびと)
絶後は塵よ 風頼みかな


2017.03.09 / Top↑
狩人も ここには来れぬ 磯浜に
シシの親子ら 寛ぎ遊び


大潮にゃ 老いぼれ集う 足摺の
浜の恵みは 煙りに香り 


浜行けば 其処かしこにぞ 屯する
老いぼれ集団 塩花笑い

塩花に荒れた海を想うのは普通でしょうが
「笑う」に因って小さな波しぶきをも表現
したつもりです。



2017.03.08 / Top↑
体力の 省力化為し 歩く浜
あちこち岩に 腰を下ろしつ


この浜に 来ねば躰も 楽じゃろに
魅力に溺る 性の哀れよ


紫の オカヤドカリよ 獺よ
訪ねて楽し 温もりの浜


2017.03.07 / Top↑
この躰 動きを忘れ 微睡むも
想いは多く 溢れて騒ぎ


老体を 騙す駆け引き 心得て
今日も行かんや 野山よ浜よ


舞うトビよ その翼をぞ 我に貸せ
それ有りゃ遠く 遠くに行ける



2017.03.06 / Top↑
鷹とても 春陽の気に 鳩と化し


桃花に 倉庚鳴ける 陽気在り


山歩きゃ 目覚めのマムシ よろよろと


鷹は陰鳥にして殺伐の鳥なれど
春陽生育の気に化せられて
温和にして三枝の礼ある鳩となる

倉庚(そうこう)は雲雀との説と鶯との説あり

いずれも故事より




2017.03.05 / Top↑
歳喰えば 夢も砕けて 行く筈が
尚も盛んに この身包まれ


久しくに 浜を歩けば 足腰の
悲鳴を聞けど 明日も焦がれて


この夜も 明日の戯れ 騒ぎ居て
睡魔はどこで 嘆き居るやら



2017.03.04 / Top↑
大鹿よ その角故に マタギらに
追われたろうに よくぞ逃れた


その角よ 殺伐の世に 幾星霜
存えきたる 勇者の証し 


雄々しきや 野辺に佇む 大鹿の
その角我に くれぬものかや

こちらでは今月末から来月初めころに
鹿たちが角を落とします。
その場に立ち会えれば手に入りますが、
しかし、鹿たちの行動範囲は広いので
どこでその角を落とすか分かりません。
角の入手は偶然頼りなのです。

因みに
猟師が鹿を撃って取るのを「生き角」
私のように季節を待ち拾うのを「死に角」と言います。
私は死に角専門で集めています。
何故なら
その角の持ち主は、角を落とした時点では生きて居るからです。



2017.03.03 / Top↑
春や春 木々の芽吹きよ 遊ぶ鳥
野良の温もり 我を包みて


高空(たかぞら)に 風は強くと 騒げるも
木立に憩う 小鳥の長閑


花待てぬ 老いぼれ一人 酒を持ち
籠る山小屋 夜に凍えて


2017.03.02 / Top↑
春の嵐の騒ぐ夜は
柱も梁も泣き喚く
家さえ丸ごと攫うよに
我が眠りも踏み砕くよに
春の嵐の騒ぐ夜は



2017.03.01 / Top↑
雛鳥の 十羽二十羽 三十羽
親鳥保母さん 忙しく連れて


温もりに 園児ら歩く 散歩道
色分け帽子 ヒヨコに見えて


散歩道 園児の列の 乱れ居て
必死で直す 保母さんの汗


2017.02.28 / Top↑
田起こしの 準備をせよと 立ち昇る
野焼きの煙り 村を包みて

其処かしこ 棚引く煙 眺め居て
季節を知るや 里の春かな

田起こしや 白鷺連れた 耕運機
園児の引率 する保母さんか




2017.02.27 / Top↑
早朝に 久しき声よ 不如帰
鳴き初め故か 言葉も足りず


忘れ歌 お浚いするや 鶯は
枝から枝へ 舞台を変えて 


その歌を 忘れもしない 雀らが
春を知るなら 尚声高に



2017.02.26 / Top↑
南国と 雖も寒き その空に
弧を描くトビ 羽根毛の乱れ


艶やかや 彩り楽し ヤマドリの
我に驚き 飛び立つ様は


ムクドリは 徒党を組みて 我が軒の
スズメ卵や 雛を襲うぞ



2017.02.25 / Top↑
まだ寒き 庭を彩る 梅の花
集う鶯 未だ声無く


色赤き ピラカンサスに 寄る目白
熟実だけ食う 至福の枝に


冬来れば ハゼの実に寄る ヒヨドリの
姦し声に 夕焼け燃えて



2017.02.24 / Top↑
この夜は 新たな地球 想い居て
荒むこの星 早(はよ)も逃げたや


2017.02.23 / Top↑
春来たに 尚も凍える この寒さ
山の主らも 難儀をするや


春とても 山に凍えし 主たちは
足摺浜の 陽だまりに寝ん


老いぼれも 山の主らを 真似て行く
浜の温もり 寿命を伸ばし


2017.02.22 / Top↑
この春よ 一番二番 三番と
群れて騒げば 迷惑至極



2017.02.21 / Top↑
森歩きゃ 名知らぬ鳥が 我が道を
案内(あない)して行く 不思議も在りや


化かされて 鳥に誘われ 行く先に
酒の宴が 待ち居るかもと


昔、その小鳥の名前を調べて知っていたのですけど
最近は出遭えなくなって、名前も忘れてしまいました。
鶯ほどの大きさの鳥です。



2017.02.20 / Top↑
心寂しき春の夜は
温もり何処に探すかや
花を愛でるに花の無く
鶴愛でんとて皆帰り
五位鷺ギャーと闇に鳴く
微かな温もり思う夜は
尚も寂しき心が一つ


2017.02.19 / Top↑
一雨に 温もり増して 草芽出ん


水獺(すいだつ)も 魚を捕りて 天奉持


陽来れば 陰を喜ぶ 雁の去り


2017.02.18 / Top↑
故有りて人を避け
言葉知らずば会話を避け
心貧しくば群れるを避け
春の兆しの夜の野に
数多数多の星と語らんや


2017.02.17 / Top↑
嗚呼 我の日々
斯くも無駄と知りつつ
去り逝く日まで
此の世を徘徊せんかや


2017.02.16 / Top↑
人は人中
我は我中

人に添えぬ身は
日々
呆れる程の自由に
溺れて在り




2017.02.15 / Top↑

戯れて戯れて
尚戯れて


鶴群の中に
座る鶏かな



2017.02.14 / Top↑
嗚呼
羨ましことよ

我など
人でしか居れず
限られた自由の中で
身悶えるだけ…



2017.02.13 / Top↑

涅槃西風 冬の名残りと 暴れ居て


日もすがら 夜もすがらに 涅槃西風


犯土(つち)なれば 薬行浜行 勤しんで

本日より14日間は犯土(つち)となります。
犯土(つち)の期間中の山行はお休みをしています。



2017.02.12 / Top↑
世に浮かれ居て
己に自惚れ居て

未だに生きて在り


2017.02.11 / Top↑
星がくしゃみをしようが
国々が争いを起こそうが
人心が乱れ荒もうが
私は只管
この想いたちの赴く所で
戯れ生きるだけなのです


2017.02.10 / Top↑

生まれ来た故
その則を学ぶも
道に迷いつつ
自由と生きて
やがて
去り逝かん



2017.02.09 / Top↑
嗚呼

君等
傾危之士と為る勿れ



2017.02.08 / Top↑

やがては
ついと消え
此の世あの世に
何一つ残さずが
善きも


2017.02.07 / Top↑
さて
今日は何をしようか
と、考えるも
愚かな私は
徒に
戯れるだけ…


2017.02.06 / Top↑
春立てど 我が目に見えぬ 寒さかな


春よ春 隠れてないで 顔見せよ


立春や 色気と言えば 梅花のみ


2017.02.05 / Top↑
春待てど 着更着冷えに 夢凍え


着更着や 達磨と成りし 老いの身は


着更着と よくぞ申した この寒さ



2017.02.04 / Top↑
雪の夜は 囁き草も 声忘れ


お喋りの 囁き草は 山と寝る


来る春を 夢見て寝るか 竹煮草

囁き草と竹煮草は同じ植物です。
晩冬から夏までは竹煮草と呼ばれ、
秋頃からは囁き草と呼ばれます。


2017.02.03 / Top↑
雪の夜は 囁き草も 声忘れ


お喋りの 囁き草は 山と寝る


来る春を 夢見て寝るか 竹煮草



2017.02.02 / Top↑
生まれ来て
去り逝く身と知れど
束の間の此の浮生を
如何に戯れんかと
苦心する我の在り



2017.02.01 / Top↑
枝や地に 紅染め居るは 椿かな


足元で 何を威張るぞ ヤッコソウ


足摺や 樫の大木 蘭の咲き


2017.01.31 / Top↑
渡るに苦しき世なれば
我が摂理のままに生きたや

捨てるも数多
拾うも尚数多

やがて時節(とき)至らば
其処を青山と為し
永眠るも楽しかろう


2017.01.30 / Top↑
ゴイサギが 我が夜壊して 鳴き居るぞ


哀しみを 代わりに哭くや 虎落笛


山の夜は ドングリ落ち葉 恋歌よ


ゴイサギの鳴き声は
お世辞にも褒められた物ではありません。

恋歌は 鹿たちが伴侶求める呼び声です。
ピィーーヨォーと、あちこちの山から幾度も聞こえてきます。



2017.01.29 / Top↑
命喰らわば
野蛮と嘲笑(わら)われ

世間無視すりゃ
反逆と訴えられ

独り隠れりゃ
奇人と蔑まれ

嗚呼
如何に生きんぞや


2017.01.28 / Top↑
七十億の人が居りゃ
七十億通りの生き様の在り
七十億分の一の我は
遠慮なく
責任連れ
この道を
存分に歩かんや


2017.01.27 / Top↑
この闇に 人は我のみ 寛いで


断崖の 上に永眠(ねむ)れる 人誰ぞ


我も亦 このようにして 永眠(ねむ)るかや



2017.01.26 / Top↑
大寒にゃ 声も聴かざる スズメかな


大寒を 過ぎてスズメの 騒ぐ軒


温もりを 思いだしたか スズメらは


2017.01.25 / Top↑

大宇宙 我が哲学の 飛び交いて


星の海 目を閉じ行かん 果ての果て


溺るなら 何はさて置き 星の海


2017.01.24 / Top↑
星の海
遠く遠くに眺めても
私はそこへ
行けぬ身
住めぬ身
想いの奴だけ満足し
この身は悶えるばかり


2017.01.23 / Top↑
行く年 来る年
繰り返し
老いぼれ街道
歩き行きゃ
どこかの小峠息切れて
座り込むかや
渡り逝くかや

未練
残念
諦め
抱え
独り静かに
旅立てりゃ
嗚呼 善き哉


2017.01.22 / Top↑
大寒や 山降り隠る 我が家かな



2017.01.21 / Top↑
ヒューヒューと 眠り揺らせて 吹く風は
大陸からの 汚雪連れ来し


風止めば 雪が積む積む 山々に
明日の難儀を 憂いて寝るや


南国と 言えども雪に 包まれて
終日眺む 窓の外かな


2017.01.20 / Top↑
7寒0温は生き地獄

6寒1温は地獄に仏

5寒2温に神様恨み

4寒3温に文句言い 

3寒4温は世の常と

2寒5温は夢の世界

1寒6温よオラが春

0寒7温に天下取り



2017.01.19 / Top↑