くだらないモノを量産中です

人心の 乱れ荒みし 一年が
今過ぎんとす 新年如何にぞ


我が罪の 如何に多きと 振り返り
千匹供養に 追われ過ぎ行く


無駄無くも 数多の命 奪いしは
人の性とて 詫びて祭らんや



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2015.12.31 / Top↑
木枯らしは 荒屋揺らし 吹き荒れて
残る木の実ら 何処へ散らすや


ドングリを 拾って歩く 鹿たちに
我が愛犬は 凄むよに吠え


月明かり 星の明かりも 透かし見る
我と同じの 寒木立かな


夏頃にゃ 雄々しき桐の 木立影
木枯らし騒ぎゃ 風邪をひきそに


木枯らしよ 愛しの椿 散らすなや
今しばらくは 枝で愛でたき


2015.12.30 / Top↑

うらぶれて 歌いし虫の 哀れかな


何故に 未だ歌うや もう冬ぞ


虫達を 煽(おだ)て歌わす 猫ジャラシ


2015.12.29 / Top↑
猟師から 命守りし 雁たちよ
明日は社日ぞ 支度は善きか


燕らが 遠き旅路の 安住地
明日の社日にゃ 翼休めて

春社日には越冬の雁たちが北へ帰って行きます。
そしてその頃、燕たちが南から帰ってきます。
秋社日には、その反対の動きが見られます。
どこかの自治体で六曜をカレンダーから削除した
との記事を見ましたけど、今では年配の人たちでさえ
暦の見方を知らない方々が増えたのでしょうねえ。



2015.12.28 / Top↑


狸らの 胃袋空に する雨よ
師走の寒さ 如何に凌げと


温暖化 なれど寒きぞ 山の夜
油着込むにゃ 食料要るに


撥ねられし 仲間を喰らい 生き延びる
綺麗事など 在り得ぬ世界



2015.12.27 / Top↑
植林を 守らんが為 網を張り
雄を地獄へ 追い遣る策か

角に網が絡まって鹿の雄たちは絶滅の危機にあります。
雄が居なくなれば当然、鹿は絶滅することに成ります。


水晶も 如何にと思う 鹿の眼は
我の明かりで 宝石と成り


拾う角 無きぞ哀しや 里の荒田(た)に
去年(こぞ)の彼らの 安否気遣い



2015.12.26 / Top↑
深々と この身を冷やす 師走山
鹿らは熱き 恋騒動かや


鹿の子らは 親の恋愛 事情ゆえ
集いて生きる 師走山かな


鍋釜を 持たぬシシらの その自由
猟師居なけりゃ 師走天国


鹿の眼は 宇宙丸ごと 映すかよ
森羅万象 其処に在ったとは


犬笛に 応えて鳴くは 雌鹿か
雄なら勇み 我が傍に来し

愛犬を呼び戻すのに犬笛を使います。
その音が鹿には自分たちの言語に聴こえるらしく、
一度なんかは道路の斜面上から雄鹿が勢い良く私の傍へ降りてきました。
私も慌てましたけど、鹿も相当慌てていました。
目的の彼女では無く、老いぼれが立って居たのですからねえ・・・笑




2015.12.25 / Top↑

イヌタデや 遠慮に燃えて 廃村(むら)の道


サルトリは 棘を剥き出し 我拒み


廃村を 丸ごと縛り 葛(かずら)等は


イヌガヤの こんな実喰うは 何者ぞ


桐の葉の 散りて明るや 山の道


村無くも 黄金の稲に 人集う


山の里 苅田に集う トンボかな


この廃村(むら)も 昔ゃ夕餉の 煙り立ち


変わらぬは せせらぎだけの 廃れ村


この句たちもずっと以前に詠んだものです。
すっかり忘れていました。




2015.12.24 / Top↑
大人(たいじん)閑居して其の身磨かん
小人(しょうにん)我閑居せばただ戯れん


2015.12.23 / Top↑
七十億の人間が居れば
七十億の考えが蠢くし

神様もたんと御出だし
私のような悪人も
掃いて捨てる程居るし
皆が皆
好き勝手に騒げば・・・
将に混沌の惑星ですな



2015.12.21 / Top↑
雨の間に 競いて歌う 虫の恋


この雨に 虫らは何処で 翅守る


嵐去る 庭に命の 歌聞こゆ

夏の頃の作です。

2015.12.20 / Top↑
平時には
ミジンコに成るも善かろう
オゴロモチも捨て難きぞ
バクテリアに成って
宇宙を彷徨うも楽しかろう

事在らば
防人と成るは必定
夜叉もまた似合うぞ
骸とも成れば
地獄に物見遊山へ・・・

幾つもの人格が
交々巡る我が世界
ここでは
神として君臨する老いぼれぞ


2015.12.19 / Top↑
星影に 君の偲ばる 花の下(もと)
その微笑みは 変わらぬものを


早春は 紅染め咲ける 藪椿
散りて積もるや 我が胸内に


夏色は 全てを焦がす 陽の中に
我も想いを 焦がせしものよ


移ろうは 君の心よ 葉の色よ
独り佇む 秋の寂しや


木枯らしは この恋心 哀しませ
虎落笛連れ 終日騒ぎ



2015.12.18 / Top↑

絶望と 希望交々 彼の海に


潮騒の 夢に遠きや あの海は 


哀しきは 凍て付く海よ 友飲まれ


海よ海 幾つの夢が 眠るやら


夢の君 笑顔静かに 母港(くに)の夜



2015.12.17 / Top↑
私は
空飛べず
私は
水中に暮らせず
只、ただ
この狭き地上で戯れるだけ
嗚呼
この不満を
神様にでもぶつけようか



2015.12.16 / Top↑
総理大臣に何を言われようが
アメリカの大統領に何を言われようが
私は私の道を歩くだけ

苦難の道だろうが
歓喜の道だろうが
ただ歩くだけ

武運拙く倒れるならば
将にその地を青山とし
後の憂いなど患う事もなく
静かに眠ろう

亡骸に罪科着せぬよう
静かに眠ろう


2015.12.15 / Top↑
まったくもって妙な生き物さね
人格の数だけモノサシを持ち
星の数を超える想いらが蠢き
僅か
一つ二つの出来事に身を滅ぼす
強いのやら
弱いのやら
賢いのやら
バカなのやら
まったく理解に苦しむ生き物・・・
いえね
私の事ですけどね


2015.12.14 / Top↑
雨よ雨
我 みずちならば
天にも昇らんが
おごろもち故に
地上にも出ずや


2015.12.13 / Top↑

腹満つれば善き


不覚と成らば善き


穏やかなれば善き

他に何を欲しがるぞ


2015.12.12 / Top↑
生善説を宣う者よ
その綺麗事の浅ましや
隣人すら信用せぬ身は
己が財産守ろうと
あれこれ鍵掛けながら
声大にして騒ぎ居る
人は皆 善人なると
嗚呼
空しきや


2015.12.11 / Top↑
他人が
褒めようが貶そうが
そんな事はどうでも良いのだよ
自分が納得出来るモノを創れたら
それで満足なんだ
尤も
未だに納得出来ていないけどな


2015.12.10 / Top↑
私は
私の夢に酔いたい
誰かの夢に酔うなんて
そんな暇など
私には無いから
自分の夢だけに
今宵も酔うとしよう



2015.12.09 / Top↑
覚めて眺め
冷めて眺め
醒めて眺め
褪めて眺め
砂目は眺め
佐女も眺め
この世は
いと可笑しけり


2015.12.08 / Top↑
人よ
その思考の粋を極めれば
やはり
破壊に辿り着くのか



2015.12.07 / Top↑
怨に道無く
食に道無く
色に
これ又道無きか


2015.12.06 / Top↑
探す人々よ
未知はあなた達の周りに
溢れているではないか
わざわざ遠くへ
探しに行かなくても
その足元に
転がっているではないか



2015.12.05 / Top↑
足りるを知る者は
安らかとか・・・
足りるを知らざる者は
忙しいとか・・・

安らかなれど
忙しく生きてあり


2015.12.04 / Top↑
我が田舎でさえ
「素朴」と言う至宝は
姿を消したらしい


2015.12.03 / Top↑
有象無象の人の群れ
何に酔ってか大騒ぎ
他にする事有るろうに
只々騒ぐ大群は
手当たり次第に壊し居り
中身外見を壊し居り



2015.12.02 / Top↑
煩悩に浸れば
覚醒らの消え
夢に彷徨えば
現は逃げ去り
やがて
浮生の檻の中
自由を砕かれ
手足を縛られ
三欲に縋りつ
女々しき我は
それでも
生き永らえて


2015.12.01 / Top↑