くだらないモノを量産中です

熊手持ち さて何掻こう 老いの手は


残り日に 穏やかだけを 掻き寄せん


災いは ドブに掻き捨て 健やかに


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2013.11.30 / Top↑
騒ぐぞ騒ぐ
木枯らし騒ぐ
老いぼれい抱く
夢まで枯らし


2013.11.29 / Top↑
実は無きと 天に告げるや 枯れ芙蓉


日々に咲き 日々に散りしか 枯れ芙蓉


山間(やまあい)に 一季節(ひととき)燃えて 枯れ芙蓉


枯れ芙蓉 乾いた音を 立てて揺れ


我も亦 そなたと同じ 枯れ芙蓉


身繕う 時を惜しみて 芙蓉散り  (夏の句です)



2013.11.28 / Top↑
年々(としどし)に
荒みしものはこの星よ
愚かな人類尻目に戯れ

年々に
荒みしものは国々よ
愚かな人類治めも出来ず

年々に
荒みしものは人心か
寄る辺無き想いの只彷徨いて



2013.11.27 / Top↑
意地を張りゃ 老いぼれ内に 隙間風


山の夜は 贅を尽くして 冬銀河


冬銀河 この世の贅を 独り占め


頑なに 眺むる明日の 冬ざれて


咎めるも 我は我ぞや 大西風(おおにし)よ



2013.11.26 / Top↑
南国と いえど寒そな 遍路行く


お四国も グローバルなり 多色なり


以布利では 遍路と同行 浜歩き


草鞋無き 遍路の足は 今流か


その目には 花も映らぬ 遍路在り



 
2013.11.25 / Top↑
木枯らしも 騒ぎ疲れて 冬日和


カボチャ在り 冬至に食うと 諭されて


マタタビを 引こずり歩きゃ 猫集い

引こずる→引きずる。 私の所の方言です。



きつね火の 正体見たり 木立月


夜道行 木枯らし眠る 森眠る



2013.11.24 / Top↑

あの蓮が この蓮根に 咲けるとは


麦踏みや 風に揺られた 幼日よ


木漏れ日に 亥の子の走る 林道や


小綬鶏や 親子で開く 運動会


小春日や ヤマネと紛う 鼠居り



2013.11.23 / Top↑
人の無き 校舎隠して 桜咲き


子供らの 足無き校庭 草の海


黄に染まる イチョウ落ち葉の 廃校は


木枯らしは 立たされ坊主 捜し吹く


校庭の四季
春桜 夏草秋虫 冬イチョウ




2013.11.22 / Top↑
澄む水に におは潜りて 魚追う


鳥なるに 魚凌ぐや 潜るにお


鴨たちの 受難の季節(とき)よ 銃声よ


北風に 大根痩せる 稲木かな


谷川の 大根洗い 指ちぎれ



2013.11.21 / Top↑
赤黄の 千両並ぶ 藪の道


木枯らしよ 麦の子苛め 騒ぐなや


正月が 近いと威張る 万両は


山奥に 海より藍し 龍の玉


山茶花や 月の明りに 浮かび咲き



2013.11.20 / Top↑
藪椿 汝に重なりし ひとの在り


恥じらいに 告げも出来ずや 藪椿


その紅の 今も甘きか 藪椿


歳経るに 尚も恋しや 椿花


女女しくも 散らせぬ恋ぞ 藪椿



2013.11.19 / Top↑
季節(とき)違(たが)う 蝶の為かや 帰り花


廃村に 茶の花だけの 月上る


人の無き 古(いにしえ)村を 月照らし


其処かしこ 枯れ木賑わう 廃れ村


廃村や 我をもてなす 寒イチゴ



2013.11.18 / Top↑
木枯らしの 哀しき声や 山の夜


落ち紅葉 攫う木枯らし 声哀し


木枯らしよ 何がそんなに 哀しいぞ



2013.11.17 / Top↑
我が心の隅のネロは
穏やかな想たちを引き裂かんと
日々
その爪を研ぎ
その牙を調え居り


2013.11.16 / Top↑
人無き山の静けさに
想いらは星の海に遊び
鼓動は木立の闇を駆け抜けん
抜け殻我は岩の上
屍(かばね)の如く只座る


2013.11.15 / Top↑
シシたちよ
平和の時は後僅か
やがて
兵隊真似た男らが
動くモノらを殺めるぞ
ついでの餅でお仲間も
ズドンと撃って大騒ぎ
げに
恐ろしき冬の山
我が楽しみを奪い取り
戦争ごっこに明け暮れる



2013.11.14 / Top↑
この星空の中には
私の様に独りでフラフラと
徘徊して居る星が在るそうな

恒星に頼らず
仲間も作らず
幽かな明りの中
広い広い宇宙を
黙々と徘徊する星が在るそうな



2013.11.13 / Top↑
山の静かに眠る夜は
鹿らの恋の季節とか
あの尾根
この森
川原から
牡鹿の恋歌渡り来る
雌鹿の心射止めんと
山の迷惑顧みず
声を嗄らして愛しの
君を呼ぶ



2013.11.12 / Top↑
木枯らし騒ぐこんな夜は
心細さに温もり探し

あばら家軋むこんな夜は
昔の恋らも咽び泣く

木立暴るるこんな夜は
己を責めて寝も出来ず

闇も凍て付くこんな夜は
この身を戸外に晒そうじゃないか



2013.11.11 / Top↑
初恋よ
幾星霜経るとても
想いの中に居る君は
あの日のままに微笑むも
我はただに老いて
あの頃の己すら忘れ果てし



2013.11.09 / Top↑
冬立てど おらが里には 夏騒ぎ


神様の おいたが過ぎる 霜月よ


霜月に 野分の騒ぐ 南海や


木枯らしも 野分厭うて 姿無く


立冬や 慌て暦は 冬支度




2013.11.07 / Top↑
本性を 露わにするや 蔦の恋


好くとても 斯程(かほど)縛るか 蔦の性


恋うひとを 縛って枯らす 蔦の性


蔦の葉よ 恥じらい居たは つい昨日


言の葉に 酔えば縛られ 蔦の恋



2013.11.06 / Top↑
メジロ来し ピラカンサスの 紅の中


豊作を 集い喜ぶ 蜻蛉かな


葉の散らば カラスに怯え 木守り柿


愛恋は 鹿らだけかよ 老いの村


あの世から おいでおいでと 枯尾花


2013.11.05 / Top↑
赤まんま 白まんま咲く 嬉しさよ


野分風 芭蕉の葉らを 踊らせて


あの美貌 既に無きかよ 曼珠沙華


鶏頭や 舗装を割りて 誇り咲き


秋桜や 人に植えられ 見世物に


2013.11.04 / Top↑
郁子(むべ)喰えば 顎の疲れて 山の道

郁子の実は甘いのですけど、種と果肉の分離を口の中でしなければなりません。
山歩きでの足の疲れよりも、郁子のせいでの顎の疲れの方が大変です。笑



山椒の 実を採る我の 手ぞ哀れ


ナラ林 横目に謳う 竹の春


しじま夜は 木の実一つ 落ちる待ち


静けさや 霧に包(くる)まれ 里眠る


他国者(よそもの)に 負けじと熟れて カズラナシ

キウイの日本版のような山の果実です。
サルナシの近縁種だと思いますけど、サルナシは青白くてこちらは茶色です。
形はキウイと同じですけど毛は無く、有る程度塾すとズボンなどで汚れを擦って食べたものです。
完熟になると種子交じりの果肉は半液状に成りますので、木の枝などで開けた穴から絞り出して食べる事も出来ます。
カズラナシの種はゴマ粒くらいの大きさですから種ごと食べます。




2013.11.03 / Top↑
日は夏で 夜風の冬に 虫惑い


雨音に 鹿の恋鳴き 重ね聴き


霜月や 南に野分 騒ぎ居り


田舎ゆえ 鵜のヒナ走る 裏の川


五月蝿(うるさ)さよ 尚もうるさや 秋の蠅



2013.11.02 / Top↑
逝く様を
想うすらせぬ老いぼれの
夢の遊びよ日々の戯れに
明日は何処(いずこ)を彷徨わんぞ



2013.11.01 / Top↑