くだらないモノを量産中です

この星でさえ
大宇宙を流離ううちに
どこぞで零れ落つるやも

その大宇宙から見れば
ミクロに満たぬこの身が
雨の一粒に連れられ去るに
何の不思議が在ろうや

今、また天動説の時代が来たらしい…








スポンサーサイト
2013.04.30 / Top↑
天空の星を
水平線に降ろす
その瞬間…

紛う方なき
自信に満ちた
その瞬間に

私は
己の座標を見付けるのです







2013.04.29 / Top↑


命らよ
坩堝(るつぼ)のその縁(へり)で
日々何某かを追い回し
やがては目出度く落ち逝くかよ







2013.04.28 / Top↑
命を燃やせし蛍らは
命を鳴きし蝉たちは
束の間のこの世に
子孫残し去り逝くと言う


蛍や蝉よりも長く住むこの世で
この命が存在した証として
何を遺せるぞ


自分の命に対する執着心は年々希薄に成って行きますけど、
時にはこのような思いが頭をもたげて来ます。(^^ゞ







2013.04.27 / Top↑
真っ赤な月が微睡(まどろむ)夜は
岩場で人魚が髪を梳くそうな
船乗りたちを酔わせるように
星を鏤(ちりば)めた髪を梳くそうな

波が静かに微睡(まどろむ)夜は
舳先で人魚が歌うたうそうな
船乗りたちを誘(いざな)うように
美しい声で歌うのだそうな


随分昔の事ですけど
インド洋を航行中にこのような夜に出会いました。
月は血の色ほど赤くは無かったですけど、通常では到底あり得ない程の赤さでした。
海は水飴をかき回した時のようにトロリとして居て、自船の掻き分ける波まで角立つ事がないのです。
海というのは、現代でも「不思議な世界」と呼ぶに相応しい所です。







2013.04.26 / Top↑
この白髪林の奥深く
我でさえ拘れぬ領域で
不穏と言う名の虫が
蠢いて居ます
宿主の私を脅かすように
蠢いて居ます







2013.04.25 / Top↑
菜花(はな)愛でりゃ 今にも泣かん 朧月

君来るを 待ちわび散るや 椿花

嫋やかに 誰待ち咲くぞ 躑躅花





2013.04.24 / Top↑
生を語るに
人類は
余りにも自由過ぎる

死を語るに
人類は
余りにも無責任過ぎる






2013.04.23 / Top↑
縁側に
至福の時よ転寝よ

その
夢中では

何故か人肌恋しくて
霞の君との逢瀬も善しか

浜を歩いてお宝を
たんと拾うも楽しきぞ

川行けば
ウナギが待つや新型ワナを

山行けば
鹿らが差し出す角数多

将に至福ぞ
転寝世界






2013.04.22 / Top↑
雀らの 子育て受難 カラス来し

カラスは巣から落ちた雀のヒナを咥えてゆきます。



雨音や 小綬鶏連れて 朝寝せん

雨の日には小綬鶏からの
「チョットコイ・チョットコイ」のお誘いも有りません。



君恋えど 想い凍えし 寒戻り


蛙鳴き ヘビも酔うかよ 田の春は


延々と 新芽ら競う 野良模様







2013.04.21 / Top↑
雨に明け 雨に暮れるや 寒戻り


七日舟 隠して雨の 寒戻り


この雨に 明日の凍えて 寒戻り





2013.04.20 / Top↑
老いぼれ人生乙なモノ
今日もボロ船操り遊ぶ
寄るべき港が在るじゃなし
往きたき海が在るじゃなし
潮に連れられ
風に連れられ
目指すは三瀬の船着き場かよ
なれど六文銭を忘れたゆえに
鬼の目盗んで このまま渡ろうぞ
三瀬川

六文銭→三瀬川(三途の川)の渡し賃です







2013.04.19 / Top↑
四十雀
鼻たれ小僧が何騒ぐ

五十雀
生意気盛りの青二才

六十雀
少しゃ大人か まだ未熟

七十雀
やっと分別知るという

八十雀
老後見据えて計画建てん

九十雀
人生半分と心得るや

百雀
老いらくの恋に目覚めるとか

百十から
やっと雀を卒業し
老いぼれ人生
先はまだ遠きぞ






2013.04.18 / Top↑
夏の夜は 夜鳴き鳥らの 恋のとき
熱き想いが 君口説かんや


老いぼれの 枕に届く 恋騒動
夜鳴き鳥らに 眠れもできず


愛恋に 現を抜かす その隙に
カッコウ黙って 託卵するや


老いぼれが 出歯が目気どり 覗かんや
夜鳴き鳥らの 恋の手管を


田んぼでは 蛙眷属 引き連れて
我が物顔の 騒音三昧






2013.04.17 / Top↑

老いぼれりゃ
天命とやらを棚に上げ
極寒猛暑はものかはと

いざ
戯れんぞ
騒がんぞ

お迎えさんが来たとても
この世の楽しみ教え込み
務め捨てさせ仲間にせんや

どうせ一度は逝く所
急くな嘆くな慌てるな
戯れ飽きたら逝こうじゃないか






2013.04.16 / Top↑
重箱の隅を突いて穴開けりゃ
キツツキ負けたと飛び去るぞ

上げ足とって匂い嗅ぎゃ
その道からのお誘いあるやも

言葉の尻をつらまえりゃ
屁に塗れてぞ目出度しや

いやはや
せせこましきも
一つの文化とか






2013.04.15 / Top↑
求めしは

柔らかき
その裸身よ

この武骨の指が梳きたがる
その黒髪よ

この夜を酔わせる
その甘き唇よ

夢が住まうという
その瞳の深さよ

しじまの中に
乱れし息の漂うその耳朶よ

ひと時を
君に憩わんや

らしく無い詩を詠んでしまいました。(@_@;)







2013.04.14 / Top↑
恋うるも善し
恋われるも善し
拾うも捨てるも
亦善しや

宇宙が眺めりゃ
その瞬きの億分の一にすら満たない
短き時を堪能せよ

やがては
無機質の闇に只管眠るだけぞ





2013.04.13 / Top↑
今の世は
生き 苦しくて

我が妄想は迷走し
何処の海に没するや

希望は稀故姿見ず
絶望だけが踊るとか

務め果たさぬ神々は
下界眺めて酒を酌む

七十億のまやかしは
牙持ち爪研ぎ潜み居る

こんな老いぼれ一噛みか
くたばり損ない一掻きか

やれ嬉しと渡る彼岸とて
エンマはゴルフで忙しく

門前払いの身のうえは
鬼ら集めて戯るばかり






2013.04.12 / Top↑

走るも善し
歩くも善し

道端に座るも善し

人生
百人百様と言うけれど
終わってしまえば
王様だろうが私だろうが
それ程の違いは無いんだよ
ただ
生き残った輩が騒ぐだけの事さ








2013.04.11 / Top↑
春の温もりに踊る心よ
目の前の喜びに酔うが良い
次の春など期待せず
今の春に酔うが良い
そなたに…
この星に…
次の春が来ると
神でさえ約束出来ぬ故
自由と責任の名の下(もと)
心行くまで酔おうではないか







2013.04.10 / Top↑

酒酌めば
九十のトリに絆(ほだ)されて
夢心地の中
心根優し君を抱かんや






2013.04.09 / Top↑
世の中には
恐ろしい言葉が在りますな

私などが自分の書いた落書きに
「一字千金」などと言おうものなら…
カルロス・スリム・ヘルさんや
ビル・ゲイツさんほどの大金持ちであったとしても
たちまち無一文に成りますわなぁ






2013.04.08 / Top↑
山菜を 夕餉にせんと 勇みしも
鹿らに先を 越されて悔し 


角拾い 行けど歩けど 見当たらず
もしや鹿らも リサイクルかよ


首伸ばし タラの芽喰らう 鹿のあり
我のぶにまで 平らげ去るや


角落としゃ 頭の寒き 花冷えぞ
今夜あたりは 頓服飲めよ


角落としゃ その色男 台無しで
美女を尻目に そそくさ去るや

鹿は角を落とすと次が生えてくるまで「禁恋愛」のようです。






2013.04.07 / Top↑
人界の 花見に飽きた 老いぼれは
彼岸の花を 探して愛でん


奥山で 密と咲き居る 藪椿
我が手を取らば 共に逝きしも


老いぼれた この身搦めて 放さじは
蛇結茨(じゃけついばら)の 業の深さか

サルトリバラ→蛇結茨
サルトリイバラ→山帰来
サルトリバラは人間でさえ捕まえて放しません。脱出には困窮します。
サルトリイバラは猿すら捕まえられません。



野を行けば その嫋かに 我が心
囚われ愛でん 躑躅の花よ


角探す 我が足止めて キラン草
地獄の蓋は 斯くも美し

キラン草は別名「地獄の蓋」とも呼ばれます。
円状に地面にへばりついていて紫の小花を沢山咲かせます。
その下に地獄があるのでしょうかねぇ(@_@;)






2013.04.06 / Top↑
人の死に様
数多あり

我 武人故に
戦い逝くは本望と知り

我 文人でもある故に
世に憤りを抱き
涙で逝くもあろうか

我 生身の体持つ故に
何某かの病に囚われ
連れ逝かれるやも

我 この浮生に在れば
人の造りし物により
不覚に去り逝く事も在り得るや

我 老いたれば
天命に従い
粛々と逝ければ善きも…

あれこれ想えば
亦楽しきものよ
その時が







2013.04.05 / Top↑
春や春 黄砂に明けて PMに暮れ

これは川柳ですね



野鳥らの 声に連れられ 春の来し


田起こしに 眠り覚まされ 蟄虫は

こちらでは超早場米の作付けで啓蟄前には田起こしも済んでいます。



山菜や 我が食卓を 賑わして


角落としゃ 色恋捨てて 鹿の春






2013.04.04 / Top↑
浮生…
定め無き人の世故に

戯れの世界に生きんや

衆生…
仏の道知らざれば

蚊帳の外にて候

老生…
過ち多々在るも

尚も尚も
生きてあり

学生…
去り逝くその日まで

何某かを追い求め
逝く日が卒業式にて候

一生…
その長短を知らねど

一つに溺るるを嫌い
多生に忙しぞや

自生…
父母の恩にて生まるるも

想う所在りて
自然に生きて在り

群生…
群れて生きるは易しなれど

迷子の身故
独り戯れ生きんや






2013.04.03 / Top↑
蓼食う虫も好き好き…
グローバルとやらを眺めりゃ
ほんに
よくぞ言うたもんだと
感心しますわなぁ





2013.04.02 / Top↑
長閑さに 煙も揚がる 田仕度や


花冷えや 苗も凍える 田の夜は


稲の子は 月を見上げて 淋しがり

苗床では沢山の苗たちが固まって育ちますが、田植えによって苗たちは独り立ちをするのです。



稲の田に 花弁泳ぐ 長閑さや


そよ風に 花弁走る 田の水面







2013.04.01 / Top↑