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錫杖に 理論は在れど 我のこと
只々殺生 厭いて造り


シャンシャンと 錫杖突いて 森行けば
蛇もシシ等も 姿を見ずや


我が錫杖 右に左に 持ち替えて
険し山腹 踏破が望み



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2018.09.22 / Top↑

錫杖の 音色楽しき 山歩き
熊よシシ等よ 老いぼれ通る


老いぼれの最近のブームは「錫杖作り」です。
師匠の錫杖にはまだまだ及びませんけど
五本目にしては良い出来具合だと思います。
(ツキノワグマには何度か遭遇しています)




2018.09.20 / Top↑
山主に 嫌われ居るは 蟻通し
遠慮知らずは チクチク刺して


姫ゆえに 針山を持つ アリドオシ
今日はどなたの 着物を縫うや

ヒメアリドオシのトゲは長いのです。
その長いトゲの魅力に酔って盆栽作りに没頭しています。



赤き実が 何か文句を 言うようで
耳を澄ますも 耳朶に届かず




2018.09.19 / Top↑
老いぼれて 尚も彷徨う 森の中
意に添う花よ 今日も逢えずか


猟師らが 撃ち捨てたのか 鹿骸
すばえ頂き 骨らは埋めて

「すばえ」はすばえ角という鹿の角の一種です。
昔より「霊験あらたか」と言われて居ります。


遅々として 遊山進まぬ カンアオイ
老いぼれ爺に 追い越さるるや



2018.09.18 / Top↑
この世界 血生臭きに 明け暮れて
何をか得んや この欲望らは


この命 五尺そこらの 身に宿し
何処(いずこ)に果てん 望みも無きに


老いぼれが 日々にのたうつ 現世に
妙と言えるは この命かな 



2018.09.17 / Top↑
忙し身の 夜を癒して 蛍かな


月無くば 蛍の恋も 尚燃えて


独り夜は 蛍の恋に 酒を酌み



2018.09.16 / Top↑
鹿は
死して角遺す
我は
死して何遺す



2018.09.15 / Top↑
インフルや 日頃の元気 何処へやら
老いの身一つ 河原彷徨い


藪行けば トゲトゲ一両 抗いて
老眼の身は 悪戦苦闘よ


順応性 高き老いぼれ 野に在りて
暮しゃ野生も 亦善きと知り
2018.09.13 / Top↑
朝もやに 背比べする 尾根数多


朝もやや 重く重くと 我に垂れ

取敢えず、無季語という事で…。



2018.09.11 / Top↑
今日も亦 世捨て爺(じじい)の 空威張り
痛苦悲喰って 高楊枝とか


この巷 呑み込まるると 知りたるも
去るを躊躇う 愛着もあり


逝きそびれ 巷に迷う 老い赤子
酸いや甘いを なまじ知る故


2018.09.09 / Top↑
野に戯れんとせど
肢体に自由の無く
想いの奴だけが
木立の中に雨宿りせん

夢に戯れんとせど
色褪せた世界で
迷子の想いたちが
夜鳴きをするばかり

現世に戯れんとせど
得体の知れぬ言葉らが
老体包んで
高笑いするばかり



2018.09.07 / Top↑

世乱るるを
末世と宣うも
人の世は
乱るるが

普通なりや

2018.09.04 / Top↑
何処より来たるか知らぬ
この命も
どうやら
この辺りに消ゆるらしいわい


昨年倒れる前に書いたものですけど、
意外としぶとい老いぼれでした。
2018.09.02 / Top↑
生きてゆくといふ事は
後悔の谷を埋め立てる事なりや


2018.08.31 / Top↑

我が人生
何も為さず
ただ喰らうて
惰眠を貪り
夢の欠片を放(ひ)り捨てただけ




2017.12.08 / Top↑
若者は
一人で生きて行ける
自分に成りたいそうな

老い人我は
一人で死んで逝ける
境地に成りたいそうな


2017.12.01 / Top↑
夜に縋る星たちの哀れ
風に縋る落ち葉の哀れ
哀れ哀れに末世の日々を
何に縋ろう老いぼれ独り



2017.11.23 / Top↑
美貌を偽り何に酔う
美食に溺れて何満る
美装纏えば寒かろに
美辞麗句に騙されて
美醜交々老獪の日々



2017.11.16 / Top↑
履き違えた自由に
酔う私は
日々
得体の知れない夢を
追い求めるばかり


2017.11.15 / Top↑
空蝉に 囚われしかな 木枯しは

鬼の子が 母を焦がれて 後の月 



2017.11.08 / Top↑
死よ死
満足な死よ
百に成っても
二百に成っても
我には
満ち足らぬもの

いつも夢半ばの
旅立ちらしい


2017.11.06 / Top↑
人間なんて
我儘の詰まった
賞味期限の短い
肉の塊りらしい


2017.11.02 / Top↑
古の 涙秘めたる 廃れ里
琵琶法師なら 如何に語るや


この里の 過去帳誰の 手に在りや
幼き帝 記(しる)せるその書


静寂夜は 星の語らい 耳朶に置き
京の遠きを 如何に偲びし 



2017.10.29 / Top↑

哀しきは バリアリーフと 我脳よ
或る日突然 白化の憂き目


病む身とて 夢の彷徨う 自由界
ミクロに酔って マクロに飢えて



2017.10.15 / Top↑
老いたれど 外見(そとみ)の若く 気も若く
歳だけ独り 走り往くかな


足腰の 衰え知らば 浜歩き
目の衰えにゃ 野山彷徨い


山歩きゃ シシ等遠目に 窺いて
余所者我は 肩身の狭や


過去作です。



2017.10.09 / Top↑

ミノムシの チチよチチよと 焦がれたは
病に臥した 老いぼれ心


仲秋の 名月上る 里の空
群雲出でし その美しや


まだ、渡るには早かったようです。
のんびりと更新して行きます。
2017.10.06 / Top↑
酔いどれて 蛍愛でんも 藪蚊らが
老いらく恋の 邪魔をするかな


老いぼれの 恋は彼岸の 花畑
おいでおいでに 我を忘れて


逝く旅は 物見遊山と 洒落ながら
賽の河原に 柵積むか



2017.07.02 / Top↑
鶯や 蟄居蟄居と 囃し立て


鶯は ホォ惚(ほ)けたかと 我嗤い


タバコ吸や キョキョキョと逃げて 鶯は




2017.07.01 / Top↑

祝い酒 無粋を添えて ホトトギス


眠れなき 我をてごうて ホトトギス


盃の 欠けを探すや ホトトギス


2017.06.30 / Top↑
歯の乱は 不動の我を 痛ぶりて
明日も騒ぐか サドに塗れて


老いらくの 恋いにゃ無縁の 多趣味男は
時間と躰 足りぬと嘆き


三更にゃ セッカはどこの 家で寝る
多妻の身ゆえ 安らぐも無く 



2017.06.28 / Top↑

群れて悲しや人の性
他力本願の大手振り
自己責任は地下深く
己の未熟は棚の上に
厚顔無恥が天下取り
恥棄てた老いぼれが
今日も蠢く天下泰平




2017.06.27 / Top↑
右見ても 左を見ても 老い軍団
眩しき山に 白髪林も


集うなら 盃だけが 主役とか
昔話の 褪せて久しく


愚痴愚痴の 四方山話 耳朶に捨て
我が生涯の 酒を愛でんや

梗塞をするまえに詠んだ歌です。
今では酒タバコは厳禁です。



2017.06.26 / Top↑
歳喰えば 骨が鳴る鳴る 粗鬆症
下手に動けば ポキリと折れて


不都合は ボケた振りして 棚に上げ
ぼた餅だけは 確りと食い


残り歯の 一つが騒ぐ 此の頃は
小言嵐を 無視のお粥で

歯科を筆頭に全ての科が嫌いでして…(^_^;)
されど
終の診断書だけは書いて頂かないと…♪




2017.06.25 / Top↑
若人の 色恋騒ぎ 蚊帳の外
老いの日々繰る 駆け引きの中


若者よ 惚れた腫れたは 一時(いっとき)ぞ
人生九割 苦悩に好かれ


変態の 老いぼれ爺の 言うことにゃ
痛苦悲喰って 高楊枝とか



2017.06.24 / Top↑
日頃の不摂生が祟り三瀬の河原を
彷徨っていました。
軽い脳梗塞だったようで、マヒも大したことなく帰ってきました。
ドクターとは少々の意見違いもありましたけど鎖だけはご勘弁をしていただき、自由を謳歌しています。
酒・タバコ、その他諸々の自由は失いましたけど。
2017.06.24 / Top↑
薄桃に 大輪開く 山芙蓉
日暮れにゃ衣 綴じて散るかな


山茶花や 月の明りに その白き
花を浮かべて 誰を待つやら


山道を ユキノシタらは 風連れて
村の祭りへ 踊り行くかや




2017.06.15 / Top↑
少年の心と老獪の知恵
死人(しびと)の諦めと生き人の苦しみ
古狸とも成りますとな
この程度の持ち合わせにゃ
不自由しませんわい



2017.06.14 / Top↑
巡礼の 苦行労う 篠山は
遠く遠くに 俗世眺めて


空海は 何故に登りし 今の山
御心知れぬ 凡人我は


月山や 凛と背に入る 妖し気(き)に
威儀を正して 合掌せんや

県西部(隣県境も含む)には三ヶ所の番外札所が在ります。
その一つの「月山神社」は海抜50m程ですからお遍路さんも立ち寄り易いでしょうけど、今の山(海抜800m余り)と篠山(海抜1000m余り)では滅多にお遍路さんのお姿を見かけません。



2017.06.13 / Top↑
胸の内 見抜く力を 脱ぎ捨てて
唇だけに 生きるか人よ


我が想い 人間(ひとま)に在らず 物言わぬ
木々や草花 愛でて安らぎ


人界は 無駄欲ばかり 溢れ居て
喰らい潰すや 揺籃の星



2017.06.12 / Top↑
その枝に 美をぞ競いし 花々も
終の日々には 泥に塗れて


花よ花 椿の覚悟 天晴れで
芙蓉身支度 作法を知りて


そよと吹く 風に散るさま 潔く
昨夜(ゆうべ)の褥 未練残さず



2017.06.11 / Top↑
万象の 九分九厘まで 知らずして
霊長類は 胸張り逝くか


我が生の 意義を求むも 漆黒の
闇を彷徨う 想いの哀れ


この命 命命を 数多喰い
ご都合主義に 胡坐をかいて




2017.06.10 / Top↑
時鳥(ときとり)や 独り芝居の 夜舞台
テッペン欠けたよ トホホと嘆き


夜鳴鳥(よなき)らよ 今宵は何故に 騒がぬぞ
カエルらだけじゃ 我が夜の貧し


候(とき)移りゃ 夜鳴きの顔も 代わり居て
百舌の鳴き初め ヨシキリ黙り



2017.06.09 / Top↑
珍しや 小綬鶏の呼ぶ 里の夜

小綬鶏は、夜間はめったに鳴きません。



夜鳴きらに 一人足りぬは 行行子


盃(はい)探しゃ 欠けた欠けたと ホトトギス



2017.06.08 / Top↑
螳螂の 斧振る様よ 造化の妙


芒(のぎ)植えて 豊作祈る 芒種かな


秋の気の 兆しを知らば 百舌の鳴き


芒種ゆえ ヨシキリ声を 潜め居り

この候には、地中に一陰生じ秋の金気生じる故に陰鳥の百舌は初めて鳴くといい、陽鳥のヨシキリ(行行子)はその声を止めると言われて居ます。




2017.06.07 / Top↑
夕闇に 卯の花白く 風に揺れ
遠く鳴けるは ホトトギスかな


不如帰 鶯郭公 行行子
里の夜鳴きら 今宵も元気

昔詠んだような気もするけど…。



鶯よ 逢瀬の夜は 楽しきも
留守の長けりゃ 卵の増えて


2017.06.06 / Top↑
鳥たちの 歌も賑やか 森の中
邪魔者我は 遠慮に歩き


鶯や 独り舞台の 歌は善し
皆と騒ぐは 風情に欠けて


鳥たちの 厳かなりし 歌会に
穢れ一つが 彷徨う罪よ



2017.06.05 / Top↑
生き様よ 吾は何を為し 旅立つや


酒酌めば 世の移ろいも 霧の中


酌む毎に 老いたるこの身 呪うかな




2017.06.04 / Top↑
竹林 迷惑し居る 村人に
犯土(つち)にゃ切れ伐れ 林消えると


犯土(つち)に入(い)りゃ 山の遊びも 歩くのみ
如何な草花も 掘るは能わず


犯土(つち)なれば サルトリバラの 蔓切らん
虫の入れば 尚効き目あり

犯土(つち)に木や竹を伐ると虫が入ると言われて居ます。
サルトリバラに限っては虫の入った物が民間薬としての薬効が高いと言われていますので…。





2017.06.01 / Top↑
戯れに 卵忍ばせ 浜歩き
手頃な岩で 調理をするか


塩を持ち 肩に食い込む 水背負い
いざ出陣ぞ 浜よ待ち居れ

水は、普通に4ℓほど持ち歩きます。
上流に人家など在りましたら川の水は飲めませんので…。
それと
旧暦五月の沢水は人家が無くても飲んではいけません。



おにぎりを 岩で焼こうと 企めど
気が付きゃトンビ 礼無く去るや

足摺の浜では、何故か私に付いてくるトンビがいます。
歩く先の岩で私が行くのを待っていたりしていますから間違いではないように思います。
おにぎりも「食べていいよ」の気持ちも半分あってのことです。

おにぎりの好みは3Fでしたけど、こちらではそのお店が無くなり別のコンビニおにぎりで飢えを凌いでいます。
2017.05.31 / Top↑
老いぼれの 戦う気力 奪い取り
おらが天下と 太陽嗤う


太陽の 権威傾く 西の空
東の山じゃ 爺の蠢き


シシ達の 憩い妨げ 今宵また
老いぼれ往くぞ 里の山々




2017.05.30 / Top↑